浜村動物病院・矢野病院 の日記
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3月29日(金)
2013.04.01
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矢野病院で診察
昼は猫の避妊手術(妊娠末期)
妊娠末期の猫を避妊手術するということは、もう数日で生まれてくるだろう猫の子を
そうなる前に、子宮と卵巣と共に葉は猫のおなかから取り出すということ。
猫のおなかの中で卵巣をくくり、子宮頚管をくくると
子宮内の胎児は子宮からの酸素の供給が、無くなりしばらくすると死んでしまう。
子宮からは取り出さず、そのまま火葬する。
何回やっても嫌な仕事の一つではあるが、開業医には避けられない仕事でもある。
産ませてから、貰い手を探すのが一番だとは思うが、何せ数が多いし、
連れてこられる大半の飼主さんは、悩まれて連れてこられているので、
不幸な子たちがたくさん生まれるよりは、手術ということになる。
せめて一日でも早く胎児が大きくなる前に手術を受けていただきたい。