浜村動物病院・矢野病院 | お店のミカタ https://hamavet.on.omisenomikata.jp/ 【日記】 4月17日(水) Thu, 18 Apr 2013 04:23:10 +0900 458030 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/458030 ついに力尽きてしまいました。<br />4月4日以来なのですが、4月に入って、狂犬病予防と、フィラリア予防が少しずつ始まって、<br />かなり忙しくなってきました。少しでも多く書こうとして正直しんどくなってきていました。<br /><br />4月6日(土)には新入社員(女性看護師2名)の歓迎会を地元海田の竹の子でやりました。<br />私は生中1杯と、カクテルを1杯、あとはウーロン茶、帰って、風呂に入って、入院のチェックとその日の売り上げ管理をする。明日のことを考えずにつぶれるまで飲み続けるにはこの仕事を引退するしかないとあきらめている。<br /><br />4月9日(火) 獣医師会安芸支部会議:狂犬病精算会その他。<br />昨年から、岡山夜間グループと呼ばれているグループが、安芸地区にもやってきている。<br />一般の方は知らないでしょうが、このグループは新聞折り込みで何月何日にどこそこで、狂犬病予防注射を1000円で打ちますと告知して、岡山からはるばるやってくるグループです。<br />何がいけないかというと、安く狂犬病の予防注射を打つことで、人を集め、ついでにフィラリア予防薬を売ったり、ワクチンを打ったり、フロントラインを売ったりします。当然やることやったら、岡山に帰るわけで、もし副作用が出たりしても、注射を打った者は何もしてくれないことです。<br />また、狂犬病の注射を打った後、我々地元の病院では責任を持って、登録の手続きをしますが、彼らは打つだけで、手続きは飼主さんの手でやる必要があるわけです。ここで、多くの飼主さんがたが、手続きをされないことが起こり、結果的に行政の方では、注射が済んでいないことになってしまっています。まるで落下傘の世に舞い降りてきて、割のいいことはしてあとは知らんぷりという感じになります。<br />彼らには彼らの言い分があり、理屈があると思います。<br />直接話をしたことがないので、今は批判的に思っていますが、<br />何かのボタンの掛け違いによってこのような行為に走られていると思いますので、<br />同じ職業人として、話せばわかるのではとも思っています。<br />今は私は目の前の仕事を懸命にしていくだけです。 【日記】 4月4日(木) Fri, 05 Apr 2013 03:30:14 +0900 451577 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/451577 木曜日は私の休診日<br /><br />しかし、朝、連絡があって、倒れたゴールデンレトリバーの診察。<br />この子との出会いは他の病院より紹介。<br /><br />プラスチックの豚のおもちゃを飲み込んで嘔吐が止まらないので、うちで内視鏡で取り出した。<br />プラスチックのおもちゃはつるつるしていてとてもつかみにくい。<br />何とか、一部を切り割いて取り出した。その後も何度か石を飲み込んだりしてよく吐いていた。<br />また、急性の胃捻転も起こして、緊急手術をし、何とか乗り切ったり、何かと手間のかかる子だった。<br />胃捻転の手術の時は胃は赤黒くはれ上がり、ほとんど助からないと思っていたが頑張った。<br /><br />だが、今回は甲状腺機能低下症に加え、急性の呼吸不全を起こしていた。<br />レントゲン検査で、心臓が丸く大きくなっていて、超音波検査をすると、心タンポナーゼを起こしていた。<br />これは、心臓腫瘍による出血によって、心のう膜の中に血がたまったもので、<br />心のう膜の穿刺によて、少しし楽になったので、入院せずに、自宅で診ていただくことになった。<br />予後は非常に厳しいい。<br />こんな時、自分の無力を感じ、飼主さんにどう話していいのか、<br />お別れが近いことをどう伝えればいいのか、<br />今だ、迷いながら話している。 【日記】 4月3日(水) Fri, 05 Apr 2013 03:25:39 +0900 451576 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/451576 海田病院で診察<br />昼は犬の避妊手術<br /><br />若いころから、真っ赤なツーシ―タ―のオープンカーに乗りたくて、6年前から、<br />マツダのロードスターに乗っています。<br />すごく丈夫で立派なゴーカートという感じですごく気に入っています。<br />子供の頃、ゴーカートに乗ってワクワクした感じがよみがえります。<br />赤は自分の勝負色。よし今日も頑張るぞって言う感じです。<br />夏に屋根を開けて、9号線の日本海側を走ったり、<br />秋に山道のカーブを切ったりするとかなり、気持ちよいです。<br /><br />名車と思います。<br /><br />マツダ頑張れ。 【日記】 4月2日(火) Thu, 04 Apr 2013 04:06:33 +0900 451073 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/451073 矢野病院で診察。<br />昼は猫の避妊手術と、チワワの膝前十字靱帯断裂、膝蓋骨脱臼整復手術。<br /><br />いわゆる、パテラの脱臼。小型犬によくみられるが、手術適応は限られる。<br />しかし、手術のタイミングは、その獣医師によってかなり異なる手術の一つである。<br />外科が好きな先生は早めに手術を進めるだろうし、保存療法で行きたい先生もいる。<br />手術件数は多い年は10例ぐらい、最近は1~2例。<br />やはり、他の疾患と同様に、淘汰されてきたのかもしれない。<br /><br />うちのレノ(プードル)も時々外れてけんけんするけど、もう5年ぐらい経過を見ている。 【日記】 4月1日(月) Thu, 04 Apr 2013 03:52:18 +0900 451071 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/451071 久しぶりの休日、しかし、朝9時半から、肝臓がんのシーズーの診察を受ける。<br />この子は肝臓がんが分かってから1年ぐらい経つがすごく頑張っている。<br />昼から月に一度の海田、矢野の合同ミーティング。<br />今日から新しい年度になる。新人の看護師さん2名。<br />誰しも新人の頃はあるが、初心を忘れぬように、そして、一飼主であった自分を忘れぬように、<br />かつプロの看護師になるように、体に気をつけて頑張ってほしい。 【日記】 3月30日(土) Mon, 01 Apr 2013 02:14:57 +0900 449264 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/449264 矢野病院で診察<br />朝8時40分から夜8時半まで全く休憩なしで、診察と手術が続いた。<br />トイレに行った記憶も定かではない。<br />午前中、診察中に、フレンチブルの子犬が心肺停止状態で運び込まれる。<br />話によると散歩から帰っていきなりけいれんを起こしそのまま呼吸が止まってしまったようだ。<br />病院に到着するまで30分、すでに体は冷たく、関節も少し硬くなってきていた。<br />蘇生できる可能性はない。ついこの間予防接種を済ませたばかりの子犬、これも運命か。<br />短頭種のけいれんは気道の閉塞を起こしやすくとても危険。<br />午前中の外来が終わったのが2時前、そのまま予定のダックスフントの抜歯、歯石除去を全身麻酔下で行う。<br />この子は、ひどい歯石の為、上顎の奥歯の歯石が接する所の頬に穴が開いてしまっていた子で、両頬ともで、それもきれいにして縫合した。<br />3時過ぎに終わり外来診察に引き続き入る。4時ごろだろうか、看護師で研修生の岸本君が、<br />ばししたダックスフントの口が血だらけです、と報告してきた。<br />見てみると、完全に止血できていた抜歯した歯肉からひどく出血している。<br />外来を中断し、あわてて、レーザー等で止血する。<br />その後外来診察が6時過ぎに終わり、昼に予定していたウサギの皮ふ膿瘍の手術を行う。<br />ウサギの飼主さんには今日帰れない旨説明し、お詫びして、明日のお迎えにしていただいた。<br />このうさぎさん若いころにもいろいろあったけど、もう13年目になり両眼白内障で、目が見えない。<br />でも今回の膿瘍にもかかわらず、元気食欲くあり、もっと長生きしそう。<br />その後、入院の子たちの診察と治療を行い、後かたずけが終わったら8時半になっていた。<br />スタッフのほとんどが、昼ごはん無しになってしまって申し訳ない。<br />私はその後一休みして、山のようになったカルテの整理をしたが今日中には書ききれなかった。<br /> 【日記】 3月28日(木) Mon, 01 Apr 2013 02:14:27 +0900 448697 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/448697 矢野病院で診察<br />昼は猫の去勢手術の後、海田病院に移動して、犬の乳腺腫瘍切除と避妊手術。 【日記】 3月31日(日) Mon, 01 Apr 2013 02:11:57 +0900 449266 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/449266 久しぶりに海田病院で診察。<br />昼は予定なし、昨日の疲れもあり、昼御飯のあと1時間程寝た。<br /><br />明日は4月1日。新しい年度の入る。<br />海田、矢野病院に新しい看護師さんが1名ずつ入る。<br />慣れるまで、しんどいと思うが、頑張れ。 【日記】 3月29日(金) Mon, 01 Apr 2013 01:39:24 +0900 449260 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/449260 矢野病院で診察<br />昼は猫の避妊手術(妊娠末期)<br /><br />妊娠末期の猫を避妊手術するということは、もう数日で生まれてくるだろう猫の子を<br />そうなる前に、子宮と卵巣と共に葉は猫のおなかから取り出すということ。<br />猫のおなかの中で卵巣をくくり、子宮頚管をくくると<br />子宮内の胎児は子宮からの酸素の供給が、無くなりしばらくすると死んでしまう。<br />子宮からは取り出さず、そのまま火葬する。<br />何回やっても嫌な仕事の一つではあるが、開業医には避けられない仕事でもある。<br />産ませてから、貰い手を探すのが一番だとは思うが、何せ数が多いし、<br />連れてこられる大半の飼主さんは、悩まれて連れてこられているので、<br />不幸な子たちがたくさん生まれるよりは、手術ということになる。<br />せめて一日でも早く胎児が大きくなる前に手術を受けていただきたい。 【日記】 3月27日(水) Sun, 31 Mar 2013 03:29:45 +0900 448693 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/448693 矢野病院で診察<br />昼は猫の去勢手術と犬の下顎骨骨折の創外固定除去<br /><br />今日の創外固定除去の犬は猟犬で、年末にイノシシ猟に行って、<br />誤って鉄砲で撃たれたもので、右側の下顎が7つに、左側が3つに割れたものです。<br />さすがに右側は前半分をあきらめざるを得なくて、鉄砲の弾と共に骨片を取り除き、<br />左側は髄内ピンとワイヤーと創外固定で手術をし、今日およそ90日で、創外固定と、ワイヤーを取り除きました。<br />この犬はとても性格がよくて、入院中の口の中の消毒も嫌がらずに素直にさせてくれていて、<br />退院してからも、飼主さんによると、こぼしながらも一生懸命食べているそうです。<br />銃創はひどいもので、昨年12月には鉄砲で撃たれ2頭の犬を治療しました。<br />1頭目は腰椎を粉砕しており、創の消毒洗浄閉鎖は何とかしましが、翌朝亡くなりました。<br />2頭目が今日の犬で、元気に過ごしている姿が見れてすごくうれしい。<br />1発の鉄砲の弾がこんなに大きく体に穴をあけるものかと驚きます。<br />鉄砲は撃ってはいけない。 【日記】 3月24日(日) Wed, 27 Mar 2013 02:28:11 +0900 446954 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/446954 今日の日曜診療は休診<br />夜は夜間救急動物病院に行って、打ち合わせ。<br /><br />日曜診療が都合がよいと言って下さる飼主さんには申し訳ないが、<br />月に1度は休ませていただいている。学会、セミナー、会議、等、日曜に多い。<br />色々あるのでごめんなさい。<br /><br />昨年5月から海田病院で日曜診療を始めたが、来年以降の診療体制について考えた結果、<br />また、色々な催し物のことを考えると7月からは日曜診療を中止しようと考えています。<br />始めたり、1年でやめたり、飼主さんたちにはご迷惑をかけています。 【日記】 3月26日(火) Wed, 27 Mar 2013 02:20:27 +0900 446960 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/446960 矢野病院で診察。<br />昼は犬の避妊手術と猫の避妊手術を各1頭。<br />夜は海田病院でダックスフントの胃食道内視鏡検査 【日記】 3月25日(月) Wed, 27 Mar 2013 02:07:35 +0900 446957 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/446957 矢野病院で診察<br />新田先生が連休なので、今日から30日(土)まで矢野病院で診察。<br /><br />昼は猫の胃食道の内視鏡検査とプードルの直腸結腸内視鏡検査。<br />その後ウエスティの歯根膿瘍の抜歯。<br /><br />浜村動物病院通信  院長の独り言より   ミキ 5   2007年4月記<br /><br />
犬の美容?なにそれ?学生時代は牛と馬の勉強が主だったので、犬や猫の診察については、ほとんど何も分っていませんでした。ましてや、犬の美容室があるなんて、、、、、、津山の動物病院に勤めて初めて知りました。<br /> その動物病院に来られていた飼い主さんの一人にSさんという自営業の家がありました。<br />Sさんの家はポメラニアン等昔から7~8頭の犬を飼っていました。そのSさんの息子さんが5年ぐらい東京でトリマーの修行をして、津山に帰ってペットの美容室を開業した時と僕が津山の動物病院に勤め始めた時が一緒でした。そんな訳で、僕がミキを飼い始めると、トリミングについて、彼からたくさんの話を聞くことができました。<br /> 20年前でも東京では、トリミングはすでに一般的になっており、彼は大きな夢を持って、津山に帰ってきたそうです。しかし、やはり、当時津山ではお金を出して犬を洗ってもらおうという人はほとんどおらず、彼の美容室はいつも暇で、彼は実家の犬ばかりを洗う毎日のようでした。<br /> 僕もいつかミキを彼に洗ってもらおうと思っていましたが、プードルのシャンプーカットは5000円で、その5000円が、その時の僕には充分大金で、結局、津山にいた3年間で一度も、彼にトリミングを頼むことはありませんでした。<br /> それと、ミキと僕は毎日、公園とか田んぼとか、いろんなところへ散歩に行っていて、いつも砂まみれが当たり前だったので、せっかく洗っても一日で元どうりになってしまうことあって、週に1回僕が自分で洗い見よう見真似で、はさみを入れていました。<br /> 自宅のリビングに、22年前にとったミキの写真が飾ってあります。僕が病院でミキを洗った後、自分なりに一生懸命カットした後、写したもので、花瓶に入れたきれいな大きな花と一緒にミキが写っています。今見ると、毛を乾かすときに充分に毛を伸ばせておらず、はさみもがたがたで、とてもトリミング後とは思えません。でも写真のミキはとてもうれしそうに笑っています。<br /> プードルを飼う楽しみの一つにその多彩なカットがあります。プロのトリマーにトリミングしてもらうと、本当にかわいく仕上げてもらえます。(当院も付属の美容室がありますので、どうぞご利用ください。)
 ミキは3Kg弱の大きさで、割とスタイルもよく、目がまん丸で本当にかわいい子でした。でもひとつだけ顔に欠点ありました。それは極端なオーバーショットで、いわうる受け口というやつです。たとえ迷子になっても、受け口の白いプードルといえば、すぐミキだと分るぐらいで、僕も長いこと毎日犬を見てきていますが、いまだミキほどの極端な受け口を見たことがありません。うちのおふくろに言わせると、この犬はいつもふてくされた顔をしているといった具合でしたが、僕にとっては世界一かわいい顔に見えるのでした。<br /> この数年、プードルが少しばかり増えてきた気がします。でもそのほとんどが毛色が黒とか茶色で、白いプードルは少数派になってしまったようです。真っ白な顔に黒いまん丸の目、本当にかわいいと思いませんか。白のプードルが病院に来るたびにミキを思い出しています。
 病院内の美容室のいいところ<br />当院には付属の美容室があります。ご利用いただければ以下の点でメリットがあります。<br />・皮ふや耳に異常があれば獣医師にすぐに報告があり早期治療ができます。<br />・その他、乳腺腫瘍等の病気の早期発見につながります。<br />・皮ふのコンディション合わせた薬用シャンプーができます。<br /> 予約制ですので、事前に御連絡の上、ご利用ください。
【日記】 3月23日(土) Wed, 27 Mar 2013 00:58:53 +0900 446947 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/446947 矢野病院で診察<br /><br />午後7時半から新田先生の結婚披露宴出席<br />10年目の女性獣医師、難しい外科以外は、なんでもこなしてくれます。<br />9日間の休暇が明けたら、また、リフレッシュして頑張ってくれるでしょう。 【日記】 3月22日(金) Sat, 23 Mar 2013 01:45:28 +0900 445102 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/445102 海田病院で診察。<br /><br />昼は特に予定なしであったが、2時過ぎに突然の来院。<br />足を痛がるイタリアングレイハウンドの診察。<br />今日は何もなかったのですぐ診察をお受けしたが、<br />手術中だったり、出かけていたりする事も多いので、<br />時間外はあらかじめお伝いただいた方がよいといつも思うが、<br />なかなか難しい。<br /><br />夕方から、硬直性痙攣をおこし、誤嚥性肺炎で入院中ののチワワが急変した。<br />呼吸が止まり、すぐ手術室に運び、気道確保後人工呼吸を行い、<br />およそ1時間ほどで自発呼吸も安定したので、ICUに戻したが、<br />その途端今度は一挙に心肺停止となった。<br />蘇生を試みたが、今度は戻ってきてくれなかった。<br />飼主さんは急変する2時間ほど前からお見舞いに来られていたので、<br />一部始終、一緒に見守っていただいた。<br />とてもつらい体験をされたと思う。<br />まだ若い子で、私も助けてあげられなくて本当につらい。 【お知らせ】 感想等hamatatsu@do.enjoy.ne.jpへ 返事不能 質問は電話で Fri, 22 Mar 2013 01:10:43 +0900 444558 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/ 感想等hamatatsu@do.enjoy.ne.jpへ 返事不能 質問は電話で 【日記】 3月21日(木) Thu, 21 Mar 2013 20:44:34 +0900 444486 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/444486 木曜日は私の休診日<br />今は重症の入院がおらず、今日は急な手術もなかった。<br />一日中家にこもり、色々な原稿を書いた。<br />メールの返答、症例のまとめ、大学病院への報告書、大学への求人票<br />売上、領収書の整理、そしてこの日記<br />こういう日が月に一度は必要だ。 【日記】 3月20日(水) Thu, 21 Mar 2013 20:17:12 +0900 444478 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/444478 祝日は平日より診察件数が少ないこともあり、ときどき私も休ませてもらっています。<br />今日は広島県獣医師会のゴルフコンペに行った。<br /><br />優勝は福山の西谷先生、準優勝は呉の三浦先生。私は13人中6位。<br />三浦先生はシングル、私はハンディ25<br /><br />僕は中学、高校と水球をやってきた。<br />僕の学校のプールの壁には全国制覇という青いペンキの文字が書いてあった。<br />中学1年の夏にそれを見て、全国大会に行きたいと思った。<br />高2の時、長野のインターハイで6位、佐賀国体にも出た。<br />全国制覇を果たした先輩たちに比べて物足りない成績だけど、自分の精いっぱいの結果だったと思う。<br />でも、今でも高3までやらなかったことは後悔している。<br /><br />大学では障害馬術をやっていた。<br />鳥取県内ではそこそこ勝っていたが、関西学生選手権では入賞すらできなかった。<br />開業してからも試合に出ていたが、中国大会どまりで、全国大会にはいけなかった。<br /><br />スポーツは勝たねばならぬ、そう思ってやってきたような気がする。<br />ゴルフも初めはそうだった。ひたすらよいスコアを出してうまくなりたかった。<br />しかし、ゴルフは素質と練習の両方がたっぷりないと勝てないことに気がついた。<br />素質がなく、練習時間の無い私は勝てない。<br /><br />スポーツの中で審判のいないものはゴルフだけで、判断に迷った時は自分に不利な方を選択すべき、それがゴルフというもので、僕はその点が好きだ。 【日記】 3月19日(火) Thu, 21 Mar 2013 18:13:49 +0900 444436 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/diary/444436 矢野病院で診察<br />昼は猫の去勢手術<br /><br />浜村動物病院通信  院長の独り言より  ミキ4    2007年1月記<br /><br />
犬の美容?なにそれ?学生時代は牛と馬の勉強が主だったので、犬や猫の診察については、ほとんど何も分っていませんでした。ましてや、犬の美容室があるなんて、、、、、、津山の動物病院に勤めて初めて知りました。<br /> <br />オスとメスとどっちが好きですか。僕はミキを選んだのは性別は関係なかったのだけど、結果的にはメスのほうが好きです。子犬のしつけで、難しいことのひとつにおしっこのしつけがあります。オスはカケションをするのでメスよりちょっとばかし苦労するように思います。それにメスのほうが優しい気もします。<br /> メスの避妊手術は病気の手術でないけれど、結構決心がいると思いませんか。ミキははじめから子犬を産ませるつもりだったので、避妊手術は考えなっかたのだけど、年老いた時に、良性とはいえ乳腺腫瘍ができた時には、若いときの避妊手術の重要さに気がつきました。<br /> メス犬が性成熟に達する前(初回発情前)に避妊手術をしておくとほぼ100%の乳腺腫瘍の予防になります。いまだに一度はお産をさしたほうがよいとか、一度発情がきてから避妊手術をしたほうがよいとか、聞くことがありますが、事、乳腺腫瘍の予防で言えば、子犬の時の避妊手術をお勧めします。それに子宮の病気の予防にもなります。<br /> だけど、全身麻酔でお腹を開けるということは本当に大変なことと思います。それは自分の体に同じ事をするとしたらと考えると分かりやすいように思います。
 避妊手術をしなかったミキは生後1年ぐらいで初めての発情がきました。その後、縁があって、ペットショップで飼われていた、少しオーバーサイズのオスのトイプードルを譲ってもらうことができ、ミキと夫婦で飼う事となりました。(オスの名はダニエル)<br /> ダニエルは性格の優しい子でいつもヘラヘラ笑っているような犬でした。ミキとの相性は良かったと思いますが、ミキのお尻に敷かれている感じで、ミキのそばでヘラヘラしていると、よく怒られていました。<br /> その後1歳半で2回目の発情がきて、ミキとダニエルは交尾しました。ダニエルはペットショップで何度か交配経験があったので発情しているミキにしっかりと乗りかかっていきましたが、ミキは初めてなので、何が何やら分からない様子で逃げ回ってばかりいました。僕がミキを押さえて、何とか交尾させたのですが、ちょっと変な気持ちだったのを覚えています。<br /> 無事にミキが妊娠をしたのが分かったのは交尾から3週間後でした。その当時、僕の勤務していた病院には、超音波診断装置はなく、腹部の触診で子宮の丸い塊を触って診断しました。各種診断装置の発達した現在ですが、病気の診断の基本は見て、聞いて、触って、匂って、という五感をしっかり使うことだと今さらながら思います。<br /> 交尾から2ヵ月後、ミキの食欲がなくなって、体温が下がった夜にお産が始まりました。ミキに弱い陣痛が来て、そわそわし始めて4時間後、やっと1匹目が生まれました。それから2時間おきに全部で4匹、最後の子犬が産まれたのは朝の4時でした。今も思いますが、お産は待つことが仕事だなと思いました。<br /> 生まれた子犬たちはみんな元気で、僕は結局その日の診察が始まるまで、ずっとミキとミキの子犬たちをずっと眺めていました。<br /> ミキはその後もう1回お産をして、2回のお産で8匹の子犬を産みました。今、ミキの子孫で分かっているのはKさんのところにいる、夢ちゃんだけになりましたが、夢ちゃんを見るたびにミキを思い出して、切ない気分になります。<br /> 夢ちゃんの目はミキにそっくりです。
【お知らせ】 本ホームぺージは主として院長の日々の思いを簡単に日記として、書き続けていきます。 Mon, 18 Mar 2013 23:28:21 +0900 427131 https://hamavet.on.omisenomikata.jp/ 本ホームぺージは主として院長の日々の思いを簡単に日記として、書き続けていきます。